ウズベキスタン旅情報|ツアー参加の場合の現地情報のまとめ
さて、旅の個人的な旅行記はこちらに書いたが、
これからウズベキスタンへの旅行を検討している方に、
現地で実際に感じた(体験した)旅情報を記載しておこうと思う。
(ただ、これはあくまでもツアーでの話なので個人旅行やフリーで行かれる方には情報としては全然足りないと思います・・ごめんなさい)
飛行機・空港
タシケント空港。
飛行機はウズベキスタン航空の直行便がある。
週2便。(冬季は少ないという話もある)
こちらを使えば約9時間で成田からタシケントまで行くことができる。
ウズベキスタン航空の機内食は、チキンとビーフがあるけどたぶんビーフがおすすめ。
私はビーフにしたが、チキンを食べた人が、あれはないわーって言ってたので(笑)
ビーフは普通に美味しかった。
パン等も普通においしい。
機内は撮影禁止。
たぶん・・飛行機は空いてる。
行きも帰りも一人で1列使えるくらい。
(移動しても怒られない。みんな空いてるところに動いて1列をぶんどっていた。)
行きの飛行機は晴れていて窓側に座れば天山山脈などがばっちり見える(←結構感動!絶景!)
帰りはタシケント22時05分という便を使えば(2017年05月現在)、寝て起きたら成田なのでおすすめ!
空港での入国審査は比較的簡単。
ツアー客はスルーが多い。
帰りの出国審査はかなり厳重。
(私もスーツケースを空けさせられました。)
それほど詳しく見ている感じはないが、セキュリティチェックは4、5回ある。
靴を脱いで検査するところもある。
「え?まだやるの?」っていうくらい繰り返しチェックされた。
そしてすごくすごくゆっくり(手際が悪い??)なので、かなり時間がかかる。
相当に早めに空港に行っていかないと危険かも。
タシケントの免税店・カフェ・喫煙所
タシケント空港も免税店は一応ある。
お酒・たばこ・化粧品など。
でも種類はあまりないので、化粧品などを頼まれている場合は成田で買って行った方がいい。
(追加でちょっと買うくらいかな・・ここは)
喫煙所は出国ゲートを出てからもある。
比較的キレイ。
(最後の一服できまーす!)
カフェもある。
食べ物や飲み物を買うちょっとした売店もある。
あまり大きくないけど、出国前にちょっと時間は潰せるくらいの設備はある感じ。
空港も基本撮影禁止。
(警察や軍の人がいるところで写真を撮ると観光客でも注意される)
食べ物・飲み物
食べ物は危ない!危ない!と言われていたけど、驚くほど問題ない。
お菓子やおかゆなど大量に持って行ったがほぼそのまま置いてきた。
個人旅行、フリーツアーならダメかもしれないけど、
一般的なツアーで行く場合は(信用できるそれなりの旅行社の場合)、問題なく食べられる。
ビビりながらだったけど生野菜やフルーツもOK。
チェリーやイチゴ、すごくおいしい。
お水、氷だけ気を付ければ気にせずに食べて大丈夫だった。
(旅行前は旅行会社から生野菜はダメ!って言われてたけど。たぶんまだあまり情報が出ていないせいだと思う)
味も食べやすいものが多い。
ビーフストロガノフやプロフと言われるピラフのようなものはなかなか美味!
それなりのホテルだと朝食もおいしい。
通貨
通貨は「スム」。
現地では日本円からは両替できないので米ドルに替えていくこと。
1ドル=3800スム
ホテルや空港で両替できる。
ただツアーの場合はホテルかガイドさんに両替してもらうことが多いみたい。
またスムは他国では使えないし、空港やホテル(ツアーで使うような3星ホテル以上の場合)ではドルが使えるので、
レストラン(ドリンクを飲む時)やバザールで使うくらいしかスムは使わない。
(ツアーだと観光料とかもツアー代金に入っているので)
私も結局30ドルを一回、そのあと10ドルを一回スムに両替したが余ってしまった。
スム。
100ドルとか一気に両替しない方がいいと思う。
(ほんとにほとんど使いませんので・・)
1ドル約3800スムなので30ドル両替で114,000スムとかになる。
レストランのドリンクはだいたい10,000スム。
「ドリンク1万円??」とちょっと感覚がおかしくなるけど3ドル弱、300円くらいですね(笑)
あ、そうそうもう一つスムが必要な重要なところがあった!
トイレ!
トイレが有料なので、この分は両替しておくこと。
トイレ事情
ウズベキスタンで旅行前にさんざん脅かされていたのがこのトイレ。
とにかく汚いと聞いていたので。
(また長時間の移動ではトイレがなくて青空トイレになる場合もあると聞いていた)
でも結果的にはそれほど汚いところもなかった。
ホテルやレストランはすごくきれい。
観光地などのトイレも比較的キレイ。
バス移動の途中でガソリンスタンドの横のトイレに寄ったが、ここはちょっと汚かったけど
想像していたよりはキレイ。
ただ、全部和式というかトルコ式で有料。
(ホテルやレストランは洋式で無料)
だいたい500スムくらいかかる。
トイレットペーパーはあるところとないところがある。
持って行った方が無難。
ちなみにくれる場合もこんなんです。
か・・かたい・・(笑)
治安について
「そんな国行って大丈夫なの?」「危なくないの?」
旅行前にさんざん心配されたけど、
治安はものすごくいい!
日本よりも安全なんじゃないかな?というくらい。
現地ガイドさんが「バックを開けっ放しにしても大丈夫なくらい安全です」って言ってたけど、
満更嘘でもない気がした。
現地の人もすごくフレンドリーで旅行記にも書いたけど
とにかく写真を一緒に摂って!とせがまれる。
一緒に撮るとみんなニコニコしながらお礼を言ってくれる。
カメラ盗まれる!なんてはじめは心配してたけど、カメラを渡して私のので撮って!って言っても全然大丈夫。
あと、夜の一人歩きもOK。
観光スポットへぶらりと一人でっていうのも心配ない。
(ただ暗い方に行くと物乞いの人がいるかも。だから明るい道の方がいいとは思う。)
コンセント・wifi
コンセントの形はヨーロッパC型って聞いていたけど(地球の歩き方にはそう書いてあった)、
これは注意が必要!
サマルカンドのホテルではCだったけど、
タシケントのホテルではBFだった!!
念のためでマルチプラグを持って行って大正解。
完全に統一ではないようなので、マルチプラグがおすすめ。
これおすすめ
wifiは、
この記事でも書いたように
通称イモトのwifi、GLOBALDATAを借りていった。
ウズベキスタンはたぶん特殊なのかどこでもレンタルできるわけではないから、
このイモトのwifiのようにかなり多くの国に対応している会社じゃないとないかも。
ちなみに機器の使い方ははじめてでもわかりやすかった。
またホテルではホテルのwifiが使えるが、私が泊まったホテルではどちらも1Fロビーの周辺しか電波が届かない。
これはツアーで使うホテルによるだろうけど、3星、4星でこれなのであまり期待しない方がいいかも。
wifiを使いたくてロビーに来ている日本人以外の観光客もたくさんいた。
ウズベキスタンの喫煙事情
スモーカーとしては大事な喫煙事情。
ウズベキスタンは比較的喫煙者の多い国らしい。
なのであんまり規制などはなく、現地の人はわりとそこらじゅうで路上喫煙している人が多かった印象。
しかし、その分「喫煙所」のようにはっきりしてる場所は少なめでちょっと吸いにくいかも。
さすがに日本で肩身の狭い思いには慣れてるので現地の人のようにどこでもプカプカってわけにはいかないし・・(笑)
ただ、レストランでは外に大抵灰皿があるし(私が寄ったところには全部あった)、
ホテルも喫煙の部屋と言わなくても部屋には灰皿があった。
なので安心!!
あと前記したが空港にもちゃんと出国ゲートのあとに喫煙所がある。
税関も200本まで免税なので1カートン持っていけばそれほどストレスはないかも。
念のため携帯灰皿は持って行ったけど使わなかった。
気候的な話
ウズベキスタンはサマルカンドが「青の都」という名を持つように雨がほぼ降らない。
雨どころか雲もほぼない。
感動するくらいにどこも真っ青な空。
私の行ったのは5月半ばだが、気温は25度〜33度くらい。
寒暖の差があると聞いたが、夜も半袖で困ることはなかった。
昼間はカラッとしているが日差しはさすがに強い。
日焼け止め必須。
どうしても日焼けしたくない人は長袖のUVパーカーとかがあった方がいいかも。
でも汗はほとんどかかない。
日陰に入るとスーっと涼しくなる。
そんな気候。
全体として
まとめとして。
まだウズベキスタンは「え?どこそこ?」と言われてしまう国ではあるが、
とっても観光にはいい国。
世界遺産も素晴らしいし、気候もよく、治安もいい。
食事も十分食べられる。
ツアーで行くなら何の心配もない国。
旅行記でも書いたようにまだまだ邦人の観光客は少ないが
きっとこれから先はもっともっと増えると思う。
そうなるときっとまだあまり観光地化されてなかった遺跡もレギスタン広場のように中はお土産物屋なんてことになってしまうかもしれない。
(いや、それでも十分見ごたえはあるんだけど・・でもね・・ね・・)
まだそのままの形で残っている、グリ・アミール廟やシャーヒズィンダ廟群などが観光地化されないうちにぜひ行って欲しい。
15世紀のままの道を歩くのはなかなかの感動。
そんなわけで、今回のウズベキスタンの旅の記録は一旦終了。
また次の旅の計画を立てていこうと思う!
2017/05/29