ウズベキスタン旅日記@成田〜タシケント<1日目>
行ってきた!ウズベキスタン。
旅の記録を残しておこうと思う。
いつまでもこの旅を忘れないように。
自宅から成田まで
さて、とうとう出発の日が来た。
まずは成田へ行かないと・・。
電車は始発、起きたのは4時頃。
念のため・・目覚ましを2個かけたけど、問題なく3時50分には目が自然に覚めてしまった。
少し肌寒い中、駅まで。始発の駅にほとんど誰もいない感じってテンションあがる。
大きなスーツケース持ってど田舎の駅のホームを歩くと、
「いや〜私これから海外旅行なんです〜」と勝手に自慢してる気分(悪くないw)
まずは東京まで。
東京駅の成田エクスプレスの乗り場まではめちゃくちゃ遠い・・・。
東京駅の丸の内中央口を目指し、ひたすら地下へ地下へ。(総武線のホームと一緒)
事前に調べて行ったけど、乗り換え時間はかなり余裕を持った方がいい。
7時00分発の成田エクスプレスに乗るために6時20分過ぎには東京駅に着いていた。
早すぎ?と思ったけど、余裕をもって移動できたので正解。
エレベーターもあるからうまく使って行くといい感じ。
成田エクスプレスは贅沢してグリーン車にしようかと思ったけど、普通車にした。
でも普通車でも素晴らしく快適。広々した車内でゆったりと成田空港まで。
はじめて乗ったけど、あとどのくらいで着くとかしっかりモニターで表示も出るので、不安なることもなく成田へ到着。
成田到着、そして搭乗
8時ちょっと過ぎには着いた。
集合場所は出発ロビー4Fの南ウイング団体旅行のカウンターの前。8時半までに集合とのこと。
10年ぶりくらいの成田で迷いそうだったし、心配だったけど、電車のホームから空港、出発ロビーまでもスムーズ。
迷うことなく行けた。
集合の前にイモトのWifiの貸し出しカウンターへ。
かんたんに説明を受けて受け取った。
事前に使い方のページとか設定のページとかコピーしてもって行ったが、機器と一緒に小冊子も渡してくれた。
これを見れば設定等は完璧。
調べたことは無駄になった・・・が・・ま、いいか。(次回の教訓に)
集合場所に向かう。
今回は「おひとり様参加限定ツアー」。
どんな人たちがメンバーなのか、おひとり様参加限定ツアーってどんな感じなんだろう??
いろいろ想像しながら集まっている方たちをWatching。
今回は18名参加でうち男性が2人。
残り16人が女性。
年代はバラバラ。
30代前半かな〜って感じの方、40代前後かな〜って方、50代かな〜って方、60代・・もしかしたら70代?
って方もいろいろ。
もう仲良く話している方たちもいて、ほぉぉって思った。
私もそれほど人見知りでもないし、比較的コミュ力は高い方だと思うのだが、
なんとまあ、すごい悲劇が起こった。
数日前からひいた風邪のせいで嘘のように声が出なくなっていたのだ。
「ヒーーーヒーーー」って全く、ビックリするくらい声が出ない。
話しかけたくても全く声が出ないのだ。蚊の鳴くような声ってやつ?こういうの。
で、「本当はどこからですか?」
「たのしみですねー」とかいくらでも話はできるのに(ほらそういうの大事じゃん)、
ぜーんぜん声が出ない!(笑)
話しかけても聞き取る方に申し訳ないと思い、
大人しい人のように黙っているしかなかった(笑顔だけは絶やさずに・・・)。
でも話しかけてくれる人もいて、すごく答えたかったんだけど、はいとかうなずくのが精いっぱい。
「声ってどうやって出すんだっけ?」っていうレベルに声が出なかった・・。
でも、まあ、こういうのも面白いなと思ったりした。
おひとり様参加限定ツアーだし、話すのも話さないのもある意味自由。
どんどん話したい人もいれば、黙って参加したい人もいる。
私は強制的に黙ってる人になってしまったけど、
「あ、これでいいんだ。このツアーは」ってわかってちょっと面白かった。
そんなこんなで荷物も預け出発ゲートへ。
出発ゲートに行くのもその後も検査も団体ではなく、自由でOK。
出発の集合時間に遅れないようにゲートをくぐればOKとのこと。
なので私はまずは最期の珈琲&タバコをと思い、アイスコーヒーを買って喫煙所へ。
(喫煙者、ほんと旅行辛い・・)
飛行機を見ながら、ゆっくり一服した。
その後はゲートをくぐり検査を済ませ、免税店へ!!
久々の成田の免税店!テンションMAX。
実は今は免税店は事前に商品を予約しておいて当日はそのまま受けとるだけって事ができるってことだったんだけど、
団体旅行の時間がいまいち読めなかったので今回は使わなかった。
でも成田でいろいろ買おうと思っても時間もないので、次回は絶対使おう!って思った。
とりあえずお土産用に口紅をゲット(娘用・・自分のもちゃっかり)
海外ブランドの化粧品は学生は嬉しいもんね。私も昔20代だった頃はお土産にもらうとすごくうれしかったので。
もっともっと免税店でワクワク買い物したかったけど時間もないので集合場所へ。
そしていよいよ飛行機に搭乗。11時05分発。
これから8時間か・・長い・・。
とそこからはkindle(ipad)に買っておいた本やマンガなどを読んで過ごした。
Amazonプライムビデオでビデオもめーいっぱいダウンロードしてきていた。
だから暇にはならないかな・・と。
機内食もまあまあ。(写真は禁止だったのでナシです)
窓際で雲もなかったので景色もばっちり。
途中で真っ白な山も見えた。きっとあれは天山山脈だったのかな?って思う。
ウズベキスタン・タシケントに到着!
そんなわけで案外早くウズベキスタンに到着。
ウズベキスタンの空港は首都「タシケント」のタシケント空港。
ここに時差4時間で16時35分に到着。
空港での検査はわりと簡単。団体ツアー客の場合はスルーが多いらしい。
でも個人だとチェックも厳しめらしい。
ここで現地ガイドさんと合流。
若くてかっこいいロシア人(タシケント在住)の青年だった。
そこからは団体バスで移動。
おひとり様参加限定ツアーの場合は基本的にはバスは一人二席。
これはかなり嬉しいよね。(そしてバスもかなり立派!)
タシケントはウズベキスタンの首都だといってもきっと田舎っぽいのどかな感じだろうなって思っていたけど、全然想定外だった。
かなり道も整備されていて近代的なきれいな街並み。
街を少しバスで走ると夕食のレストランへ。
ここでツアー参加者間で簡単な自己紹介をすることになった。
名前とどこから来たかと、プラスアルファくらい。
しかし・・私は声がまだ出ない!!
なんとかなるかと思ったが、絞り出すようにヒーヒーとかすれた声でなんとか名前と「しゃべらない人、暗い人ってわけではないんです!声が出なくてすみません!」と謝っておいた(笑)
ツアー参加者のことは少し前述したが、旅慣れている人がすごく多かった。
まだ5月だというのに「今年はこれで海外は3回目。」とか「来月も申し込んでる。」とか。
少し年配の方たちが特にアクティブで、いろいろなところにガンガン行ってるらしい。
普段は個人旅行、フリーツアーで行ってるが今回は馴染みのない国ウズベキスタンだったためツアーにしただけとのこと。
30代(たぶん前半)の方たちもガンガン個人旅行に行ってるらしい。
あとで仲良くなってから「怖くない??」って聞いたら、「もう、気合いっすよ!」って言ってた。
なんか・・私もできるような気がしてきた・・根性と気合いか・・だよなあ・・・
これもあとでわかってきたことだけど英語ペラペラな人も多い!年上の奥様達が英語でペラペラ話してるの。
素敵だった・・。若い子たちもホテルのフロントでのトラブルとかに、ささっと英語で話してて・・。
簡単な会話なんだろうけど、「オッケー!オッケー!アイムジャパニーズ!!サンキューー!!」連呼しかできない私とはえらい違い・・。
せめて「excuseme!」から会話ができるくらいになりたいなって思った。
本気で英会話ちょっとずつ頑張ろうと思ったよ。
席の周りの人と会話をしながら(私は声が出ないので聞いてるだけだったけど)食事を。
このご飯は外国米なのにおいしい!!全然食べられる!
味はないw青汁?みたいな感じ。
ウズベキスタンでメジャーなパン。
わりとパサパサめ。でも食べられる味。
デザートのお茶と小さなケーキ。
ケーキはあんまり甘くなくておいしい。 海外のケーキってあんまりおいしくないのが多いけどこれは美味。
この後はホテルへ。
ホテルはタシケントのウズベキスタンホテル。
かなり古いけどなんか雰囲気あってよい感じ。着いた時は結構感動した。
お部屋はかなーり広め。
昔の海外のホテルって感じ。無駄なスペースが結構あるけどそれがいい感じ。
ベットはクイーンサイズくらいあるのかな?
一人で使うのは気分がいい。
バスルームもまあまあキレイ。
ドライヤーもちゃんとあって洗面台も広かった。
※ドライヤーやタオルはない可能性がありますって案内には書いてあったので全部持って行ったけどちゃんとそろってた。
そこそこのランクのツアーならたぶんどこもありそう。ウズベキスタンも。
フロント。
のんびりした感じのお兄さん。
夜のお散歩に
この後は自由行動。
もちろんホテルでゆっくりしても良かったんだけど、ガイドさんに「夜で歩いても大丈夫ですか?」って聞いたら「全然大丈夫!全然心配ない!」って言うので夜の散歩に行ってみることにした。
ウズベキスタンはなんとなく国名からも出発前に「危険な地域、治安大丈夫?」って聞かれたけど、何を見てもとても治安がいいって書いてあった。
よくよくガイドさんに話を聞いてみても本当に安全だっていう。
実際、旅の中で感じたけど、日本よりずっと治安がいいんじゃないかな?って思う程だった。
バックを開けっ放しにしておいても大丈夫なくらいに・・。
そんなわけでもともと夜に散歩をしてみようとは思っていたんだけど、
私がガイドさんに聞いているのを一緒に聞いていたツアーのメンバーに「行きたい人一緒にみんなで行かない?」って声をかけられ、
10人くらいで行ってみることになった。
なるほど!おひとり様参加限定ツアーってこんな感じなのか!って思った。
あくまでも自由なんだけど、その場その場で目的が同じならサッとグループになって行動もできる。
もちろん部屋でゆっくりしたい人はそうする。
一人で周りたい人は一人でもいい。
ここで一緒に周らなかったからってそのあと気まずくなるなんてない。
一生懸命仲良くしなきゃなんていうのもない。
なかなかこれっていいな。比較的人に気を使いがちな私にとっては新しい感覚だった。
ウズベキスタンホテルの場所はティムール像のある大きな公園の目の前。なのでそのあたりにフラフラと行ってみることになった。
ウズベキスタンの英雄「ティムール」の像
ウズベキスタンには国の英雄「ティムール」の像がいろいろなところにある。(サマルカンドにもあった)
綺麗にライトアップされている。
そのあと隣接されている大きな公園に行ってみたが、もう現地時間では8時半過ぎていたけど、地元の人でかなりにぎわっている。
若者が多く、みんなで公園で遊んでいる感じ。
でも不良の集まり(笑)という感じではなく、仲間で遊んでたりデートだったり。
若者たちで盛り上がってる公園
明るくてにぎやか。
レンタル自転車。
公園内には露店のようなゲームスポットもいくつかある。
これも観光客用というのではなく、地元の方たちのためにやってる。
周りを見れば観光地にありがちは周りは全部外国人!って感じは全然なく、観光客は私たちだけかも・・ってくらい。
(これは結構嬉しい!)
的当てゲーム?
小さな子たちも遊んでるスライダーっぽい遊具
と30分くらいだろうか・・ダラダラと公園を歩いた。
その後、もう帰る?って話になったが、私はもう少し歩いてみたかったのでやっぱりもうちょっと歩いてみたい人たちと3人で残った。
少し公園の暗い方に行ってみた。
すると、今まで全くいなかった物乞いの人が現れた。
小さな子供を抱いていて「マダム・・マダム・・」とすり寄ってきた。
「やばい・・やばい・・」と3人で小走りに逃げた。
でも追いかけてくる、なかなか離れてくれない。
腕の辺りを触ってくる・・。
怖いわけではなかったけど・・なんとなく・・逃げなきゃって思った。
公園のメインの場所は華やかで賑やかで全くそういう雰囲気はなかったのに・・
少しだけ暗い方に行くと・・物乞いの人はいるのか・・
なるほどなあ・・
もしかしたら地元の警察や軍が表に出てこれないように目を光らせてるのかもなあ・・って思った。
そんなわけでもうそろそろ帰ろうか・・となり、ホテルに戻った。
ホテルの部屋は広くてゆったり。
一人だし。
全裸に近いような格好で好きにくつろいでその日はTHE ENDでした。
また翌日に続きます・・・!
2017/05/25