エジプト旅日記C4日目 イシス神殿・アブシンベル神殿
まずはイシス神殿
4日目はイシス神殿からあのアブシンベル神殿へ
まずはイシス神殿。
イシス神殿はナイル川に浮かぶ
フェラエ島というところにある。
もともとは島の東側にあったのだが、アスワンハイダムの建設後1年の半分は水没してしまうことになったためユネスコの手によって隣のアギルキア島に移設された。
現在はこのアギルキア島をフェラエ島と呼んでいる。
なのでまずは小舟で移動。
ワニがいるらしい・・。
島の上の遺跡「イシス神殿」。
空も本当にキレイ。真っ青。
かなりきれいな状態で残っている。
こんなにきれいな遺跡が1年以上水の中に埋まってしまうことになってたら・・と思うと・・・
無事移築できてよかったよね・・。
その後、金や銀のカルトゥーシュなどのアクセサリーを販売しているお店へ。
名前や好きなファラオのカルトゥーシュを入れてオーダーメイドでネックレスなどを作ってくれる。
エジプトに来る前は全く買う気はなかったんだけど、ちょっとしたお土産が買えない反動だろうか・・・買ってしまった。
500ドルまでなら出してもいいかなって思っていたんだけど、値引きで650ドルって言われて、「じゃあーいりません」って断ったら500でいいことになってしまって・・。
別にいらないかなあとも思いながらも購入。金のカルトゥーシュとアンクを付けたネックレス。
でも日本に帰って来てからもめちゃくちゃ気にっている。
あの時、買ってよかった!ってすごく思っている。金が今は高いのであんまり大きいのが買えなかったのが悲しいけど・・・。
バスで300キロを移動
このあとは、いよいよバスでアブシンベルに移動。片道300キロの道のりです。
途中、あの世界史でも確かに習った記憶のある「アスワンハイダム」をちょっと上から見学。
アスワンハイダムは1970年に完成。これによってずっと古代から人々を悩ませていたナイル川の氾濫がなくなくなり電力の確保の安定した。
しかし同時にたくさんの遺跡が水没することになってしまった。
ナイルの氾濫ってすごかったんだろうな・・とは思う。
ただこのナイルの氾濫があたからこそ、それまで水の行かない地域にも水が行くことになったわけだし・・古代人は悩みだったのか喜びだったのか・・
アスワンハイダムの上から。
ここからは延々と300キロをバスで走ります。
ずっと砂漠の中。でも道はちゃんと舗装された道。
こんな地形を走っていきます。
結構時間はかかるんだけど片道3時間くらい?、全く飽きませんね。
窓の外を見てると。
バスは12人でガラガラでゆったり座れるというのもあるけど、景色を見てると飽きることはないです。
ずっと砂漠の景色なんだけど、少しずつ変化するし。
ここがサハラ砂漠なのかーとテンションあがります。
あと、途中蜃気楼がいっぱい見えた!
砂漠の先の方に湖や山のようなものが見えたりするんだけど、それは実際にはなくて、蜃気楼なんだって・・。
ずっとこんな景色。サハラ砂漠は岩が多い。。
アブシンベルで昼食
アブシンベルにつくとまずは昼食。
[caption id="attachment_464" align="alignnone" width="2354"] こんな感じのホテル兼レストラン。
うん・・クルーズ船の方がおいしいかな・・。
アブシンベル神殿へ
さて、いよいよアブシンベル神殿へ。
このホテルの裏を少し行くともうそこがアブシンベル神殿。
(このホテルに泊まって夜や朝に観光をするツアーもある)
この時の気温は43度。
今まではできるだけ暑い時間は避けて朝か夕方の観光だったからここまでジリジリ暑いのは初めて。
ただとてもラッキーなことにこれだけ有名な世界遺産なのにもかかわらず、観光客が私たちしかいない!!
え?どうしたの?っ思うけど。暑いからかな・・。とにかく私たちのツアー12名以外の人は最初から最後まで誰も来ることはなく、貸し切り状態で観光できました。
暑かったけど、最高!
アブシンブル大神殿。
アブシンバル小神殿。
大神殿・小神殿ともに中も素晴らしかったです。
感動したなあ・・。
もうエジプトの遺跡はどれも大きくて感覚が麻痺してるけど・・。
誰もいない中じっくり見ることができてすごくいい経験ができた。
この後はまた来た道を戻って船へ。
船は今晩宿泊していよいよ下船。
なんだかんだ言っても船のごはんおいしかったなあ・・。
名残惜しい。
翌朝は2時15分モーニングコールで(朝というか深夜・・)、飛行機でカイロに戻ります。
寝ないと・・。
2018/6/25